2012年7月28日土曜日

とのはらノア畑 生き物観察会

大阪の有機の里、岸和田市塔原にある
農スペース「とのはらノア畑」で開かれるイベントですが、
今回は夏休みの特別企画、生き物観察会です。


ノア畑に到着すると、誰かが草刈りを姿が。
実は塔原生産者の堀田新吾さんの所に来ている愛農高校の実習生が
朝から草刈りをして下さいました。ありがとうございます。


そして先日より始まった小屋作りですが、
なんとご指導を頂いている塔原生産者、堀田聖さんが
仕事の合間を縫って少しずつ小屋作りをしてくださいました。
屋根の枠の部分が出来上がり、完成まで、また一歩前進です。

そして今回の生き物観察会ですが、
参加人数は全員で27名。これまでにない大人数でのイベントとなりました。


集合時間の様子。
こんなにたくさんの方がノア畑に来ていただいて、本当に感謝です。

午前中は畑作業を行いました。


まずはみんなでじゃがいもとごぼうの収穫。




大人も子供も暑さの中、頑張って収穫して頂きました。



そしてこちらでは、塔原生産者の藤原勝さんのご指導で
トマトの支柱立てを行いました。

今週から塔原生産者の皆さんが週代わりで来て頂き、
色々とお手伝いをしていただくことに。
みなさん、ありがとうございます。

しかし、この日は35度以上の猛暑日。
炎天下での作業だったため、作業は休み休みで行う事に。

しかしその間でも、子供たちは元気に農作業や虫取りに
一生懸命でした。


暑さ対策のため、小屋に急遽ブルーシートをかぶせて、
日陰を作ったりするなど、なんとか暑さをしのげないかと四苦八苦。


お昼休憩の際に冷やしたトマトやスイカなどをみんなに食べて頂きました。
普段は見かけることが少ない黄色いスイカに子供たちは大喜びでした。


そして午後からの生き物観察会。
きしわだ自然資料館の上野先生から今回の観察会の説明が。


まずは池のプランクトン観察を行うため、畑の山手にあるため池へ向かいます。 



池の水を掬って畑へ持ち帰り、顕微鏡で観察することに。


掬った水を透明のケースに入れて観察してみると、微生物の動く姿が。
これを顕微鏡で見てみます。



先生方が顕微鏡のピントを合わせて、
プランクトンを見えるように設定して下さいました。

不思議な生き物の姿に子供たちは大はしゃぎ。
観察した生き物たちをスケッチして頂きました。


そしてもう一つの目玉は、昆虫の標本作りの説明会。
まずは先生は見本を見せてくださいました。
標本にはいつ、どこで、どんな虫を捕まえたかを記録することが大切と
おっしゃっていました。


そして捕まえたバッタやチョウを標本にする手順を実演。


こんな感じで標本のできあがり。立派な夏休みの思い出が完成しました。


振り返ると猛暑の中でのイベントは結構バテバテでした。

特に畑作業はつらいものがあり、
もう少し暑さ対策を考えなければ、と反省点が多くありました。
しかし午後からのイベントでは子供たちの好奇心を引き出し
いろいろと楽しんでいただけたと感じています。


来月もイベントを実施する予定ですが、
暑い時期が続くので、もう少し工夫が必要だなと思いました。

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